理事長ご挨拶
私は、外科医です。しかし、多くの患者さんにとって私は、外科医というより主治医、「何でも診てくれるお医者さん」です。
実際、高血圧や高脂血症、糖尿病などで通院されている方も多いのですが、そういう方も、今日は腰が痛いから診てくれとか、孫の腕がはずれたから治してくれとか、何かあったらまずここに来る、という患者さんばかりです。
主治医として大切なのは、がんなどの異常を見逃さないことです。それはもう、厳しい目を持ってやっています。当院でがんが見つかったという例は多いですが、当院を素通りして他で見つかったという例は極めて少ないと思います。最近では、「当院の特徴は、見逃しがないこと」と自信を持って言えるようになりました。
医師になって三十数年になりますが、今では異常かどうか、診察をするだけで何となくわかります。顔の表情、話し方、におい、皮膚の感触・・・考えてわかるというより、第六感でわかるのです。医療で第六感なんて言ったら笑われるかもしれませんが、医師としての経験が蓄積され、感覚が研ぎ澄まされてきたのだと思います。もちろん、内視鏡など最新の検査もしますが、ひとりひとり集中して診察することで、異常を見逃さないようにしています。
それからもうひとつ、主治医で大切なのは、異常に気づいたとき、次の次まで考えてあげることです。たとえば、脳腫瘍の疑いがあると判断した時に、どこに行ったらどういう検査を受けるだろう?どういう手術を受けるだろう?と考え、ここならとても信用できて、かつ、待たずにスムーズに治療が受けられますよなどと、2つか3つの選択肢を提案します。
医師は、診断するだけで満足せずに次の次まで考えるべきです。患者さんは病気になって嫌な思いをしているわけですから、ここから先、できるだけ嫌な思いをせずに一番良い治療が受けられるようにしてあげたい。いつも患者さんのために知恵を出せる医師でありたいと思っています。
患者と医師も、また、人と人とのまじわりです。当院との出会いが、良き出会いになるよう願っています。
理事長 大川 洋史
略歴
- 静岡県済生会病院、名古屋大学付属病院、名古屋掖済会病院等で勤務。
- 消化器外科9年、心臓血管外科4年、執刀手術件数1,200例。
- 名古屋大学医学部にて、動脈硬化症の治療に関する研究で医学博士取得。
- 1999年に開業。
資格
- 医学博士
院長紹介
院長 小林昌義
略歴
- 平成元年3月 名古屋大学医学部医学科 卒業
- 平成11年3月 名古屋大学外科系外科学第一大学院 卒業
- 平成11年4月 米国ノースカロライナ大学血管外科に留学
- 平成12年4月 金沢医科大学胸部心臓血管外科 助手
- 平成13年4月 金沢医科大学胸部心臓血管外科 講師
- 平成14年10月 名古屋大学附属病院 助手
- 平成15年4月 名古屋大学医学系研究科 学内講師
- 平成18年4月 名古屋大学医学部 講師
- 平成24年1月 藤田保健衛生大学医学部 心臓血管外科 臨床准教授
- 平成28年4月 藤田保健衛生大学医学部 心臓血管外科 准教授
- 令和3年7月 大川外科胃腸科クリニック 院長
所属学会・資格
- 日本外科学会専門医・指導医
- 日本心臓血管外科学会専門医
- 日本血管外科学会【評議員】
- 日本脈管学会【評議員】・専門医
- 日本静脈学会【評議員】
老化による脳梗塞や心筋梗塞などの病気の原因は動脈硬化です。
その動脈硬化に起因する動脈瘤や動脈閉鎖に対する外科治療のエキスパートで動脈硬化の原因となる高血圧、糖尿病、高脂血症に関しても深い臨床経験と知識を持つ。
大学における研究テーマはバージャー病の病理学的解折。外科の手術技術も高く実績も豊富。
愛知県丹羽郡扶桑町高雄伊勢帰133-2
- 理事長
- 大川 洋史
- 院長
- 小林 昌義
- 診療科目
- 外科 消化器科 ペインクリニック (内科・小児科一般)
- 最寄駅
- 名鉄犬山線 扶桑駅下車(徒歩約10分)
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
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9:00~12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | - |
15:30~19:00 | ● | ● | ● | - | ● | - | - |